お風呂の追い焚きができない原因と対処法|修理・交換の目安も解説
結論
追い焚きができない場合、循環金具(フィルター)の目詰まりや配管の汚れが原因であることが多く、まずはフィルター掃除で改善することがあります。改善しない場合は循環ポンプや熱交換器の故障が考えられ、修理・交換の相談が必要です。
「追い焚きボタンを押してもお湯が温まらない」「循環はしているのにぬるいまま」——こうした症状は、日常的によくあるトラブルのひとつです。原因の多くは軽微な汚れですが、内部部品の故障が隠れていることもあります。
「追い焚き」とは、浴槽に張ったお湯を給湯器で再加熱する機能のことです。
追い焚きができない原因は?
- 循環金具(フィルター)の目詰まり:髪の毛や皮脂汚れが蓄積している
- 配管内部の汚れ:長期間清掃していない配管に汚れが蓄積している
- 循環ポンプの故障:お湯を循環させるポンプ自体が劣化・故障している
- 熱交換器の故障:お湯を温める部分の経年劣化
- 水位が低すぎる:安全装置により、規定の水位に達していないと作動しない機種がある
自分で確認できることは?
- 浴槽の水位が、循環金具(丸い金具)の位置より上にあるか確認する
- 循環金具のフタを開け、フィルターの汚れを掃除する(取扱説明書に沿って行ってください)
- リモコンにエラーコードが表示されていないか確認する
- 追い焚き用の配管を、市販の配管洗浄剤で定期的に洗浄しているか振り返る
修理と交換、どちらを選ぶべき?
フィルター掃除で改善しない場合、循環ポンプや熱交換器の部品交換で直るケースと、給湯器本体の寿命によって交換が必要なケースがあります。業界団体の長期使用製品安全点検制度(一般社団法人日本ガス石油機器工業会)でも目安とされる10年前後に使用年数が達している場合は、修理よりも交換のほうが総合的な費用を抑えられることが多いため、専門業者に相談して判断することをおすすめします。
費用相場はいくら?
| 内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 出張点検・診断 | 5,000円〜15,000円 |
| 循環ポンプ交換 | 20,000円〜50,000円 |
| 給湯器本体の交換 | 150,000円〜350,000円 |
※費用は機種・工事内容・地域によって異なります。正確な金額は現地見積もりでご確認ください。
よくある質問
Q. 追い焚きのフィルター掃除は自分でできますか?
A. 循環金具(浴槽内側にある丸い部品)のフタを外し、中のフィルターを取り出して歯ブラシなどで洗う程度であれば、多くの機種でご自身でも対応できます。ただし機種によって構造が異なるため、取扱説明書を確認してから行ってください。
Q. フィルター掃除をしても改善しない場合はどうすればいいですか?
A. 循環ポンプや熱交換器など内部部品の故障が考えられます。ご自身での分解修理は危険なため、専門業者に点検を依頼してください。
Q. 循環ポンプの交換費用はどれくらいですか?
A. 目安は20,000円〜50,000円です。使用年数が10年前後に達している場合は、給湯器本体の交換(150,000円〜350,000円)のほうが総合的な費用を抑えられることもあります。
Q. 浴槽の水位を確認するだけで直ることもありますか?
A. はい。水位が循環金具の位置より低いと安全装置が作動して追い焚きできない機種があるため、まず水位を確認するだけで解決するケースがあります。